2016年7月1日金曜日

アンチエイリアスの逆の発想~エッジの強調~その1

いきなりですが、こんな状態に陥ったことはありませんか?

なんか境界線潰れちゃってるんですが....

それなりに描いていれば、こんな状況は日常茶飯事でしょう。
というわけで今回はエッジの強調です。
このテクニックはアンチエイリアスの対極にあたる手法で、
強引に境目を目立たせる作業です。

どうするかというと明らかに明度や色相の異なる色を配置します。
黒なら白、赤なら臙脂やピンク等の色を隣に配置します。

上を例にしてやってみましょう。

そもそも上の絵は絵として正しいのか怪しいと考えるのが妥当です。
何故かと言うと、箱の内部が外側と同じ明るさだからです。
厳密な意味では光は1点から当たっているわけではないので
側面から受ける光の量は当然箱の外のほうが中よりも多くなります。

というわけで、箱の内側になる部分を暗くします。

少し立体感出ましたね。外側と内側の壁の境界もなんとなくですが認識できます。
このままでもいいのですが、ちょっと不自然なので、次は内側の上辺と下辺の光の
あたり具合について考えてみます。

上辺とは赤い線の部分、下辺とは青い線の部分です。
青い辺と赤い辺、どちらが多く光が当たる確率が高いでしょうか?
当然上の方が壁に遮られていないぶん、多く当たりますね。

ということはここの上辺は明るく(むしろ手前の壁並みに明るく)、
青い辺はもっと暗くなるはずです。やってみましょう。

明るい色と暗い色が混在するとカクカクとなってしまうのでグラデーションにしました。

なんか自然な箱っぽくなりましたね。
エッジの強調とは、このような形で、となりに置く色を工夫することで、不自然な「同一面」になってしまう部分を回避する方法です。

次は応用行ってみますね。では。

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