2014年3月20日木曜日

鉄道を描く~その8~

さてだいぶ佳境に入ってきましたが、皆さんいかがでしょうか。

かなりきつい!という方もいれば、サクサク進んだ~という方もいらっしゃると思います。
あと2回で鉄道を描く章も終わらせるつもりですので、
どうかお付き合いいただければ幸いです。

さて、今回は前回の予告通り、南東方向(北西方向)のアンチエイリアスです。
何故曲者なのかというと、ずばり屋根です。
微妙な半円型をしているため、その表現に苦労というわけです。

ではどうやって凸型をドーム状に見せるかといいますと、
2~3マスの連なったドットにアンチエイリアスをかけていきます。

対象となるのは以下の黄緑のドットです。
この黄緑のエリアにアンチエイリアスをかけていくのですが、ここで注意点。
これは前回説明した角を落とす方法・角を増やす方法では丸くできません。

ではどうするのかというと、変化量を変えることで丸く見せるということです。
下の画像を見てください。

 左半分は直線的になるようにアンチエイリアスをかけたもの、
右半分は曲線(上弦)になるようにアンチエイリアスをかけたものです。

いかがですか?右半分の方が自然に見えるかと思います。
これは何故か。次の画像を見てください。
1,2,3は直線的な並びです。1は半分強が赤、2は半分くらい赤、3はほぼ灰です。
4,5,6は曲線的な並び。4はほぼ赤、5は半分強が赤、6になってやっと半分くらい赤です。

このようにアンチエイリアスの強弱の度合いを変えることによって、直線的にも曲線的にも
見せることができます。
今回のケースではもちろん4,5,6のケースを採用しますので1,2,3側は描き直しましょう。

以下が修正後です。
これで等倍でもきれいな曲線になりました。

あとは気に入らないと思った箇所を地道に直していきます。
まずは前面左右窓の両側。フレームがあるはずなのにないので修正しましょう。
後は行先表示。縦に長過ぎるので短くします。
さらに、ドアが分かりにくいので、周りに影を入れてみたいと思います。

最初の2つはアンチエイリアスの応用です。
中間色を使って、より細かい部分を表現する手法です。

また最後の手法はエッジの強調と呼ばれる手法です。
境界のコントラストを強くすることで目立たせたいものをはっきりさせることができます。

では変更前と変更後を比較してみましょう。
かなり前貫通扉がはっきりしたと思います。
このような形でアンチエイリアスやエッジの強調を駆使すると、うまくいくことが多いです。

どちらにしろ、数描くことがコツになりますので、トライ・アンド・エラーを繰り返してみてください。

今回は以上にします。
次回は反対方向の車輌の描画とパンタグラフの搭載を行って最終回としましょう。



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